【バフェットおじいちゃんが語る】オリエンタルランド株の魅力を徹底解説!
- バフェットおじいちゃん
- 1月4日
- 読了時間: 7分

やあ、みんな!バフェットおじいちゃんじゃ。
今日はみんなに、わしが長年培ってきた投資の知恵を授けにやってきたよ。
テーマはズバリ、オリエンタルランド株じゃ。
東京ディズニーリゾートを運営する、あのオリエンタルランドじゃよ。
みんなも一度は行ったことがあるじゃろう?夢の国、魔法の国…わしも昔、孫たちと行ったことがあるんじゃが、実に素晴らしい場所じゃったなあ。
さて、投資家たるもの、感情に流されず、冷静に企業を分析せねばならん。そこで今日は、わしの投資哲学に基づいて、オリエンタルランド株の魅力とリスクをじっくりと見ていくとしよう。
1.バフェット流投資術のおさらいじゃ
わしの投資の基本は、「価値投資」じゃ。
これは、「intrinsic value(内在価値)」、つまり企業が本来持っている価値を見極め、それよりも割安な価格で株を買うという手法じゃ。
わしはいつも、「Price is what you pay, value is what you get.(価格はあなたが払うもの、価値はあなたが得るもの)」 と言っておる。
株価は上がったり下がったりするものじゃが、重要なのは目先の値動きではなく、企業の長期的な成長力じゃ。
良い会社を見つけたら、少々のことでは売らずに、「Our favorite holding period is forever.(わしが一番好きな保有期間は永遠じゃ)」 の精神で持ち続けるんじゃよ。

2.オリエンタルランド:夢を売る企業の価値とは?
では、オリエンタルランドは、わしの投資基準に照らし合わせて、どんな会社なんじゃろうか?
・まず、 強力なブランド力 を持っておる。
東京ディズニーリゾートは、日本のみならず、世界中の人々から愛されるテーマパークじゃ。
わしも孫たちと行ったときには、その熱気に圧倒されたもんじゃ。
オリエンタルランドは、1960年に京成電鉄などが設立した企業じゃが、 現在では京成電鉄から独立した上場企業なんじゃ。
そして、テーマパーク事業だけでなく、ホテルや商業施設、モノレールなども運営しておる、総合的なレジャー・観光企業なんじゃ。
具体的には、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの運営に加えて、ショッピングモール「イクスピアリ」、ホテル群、そしてリゾートライン(モノレール)なども手掛けておる。
これは、事業の多角化という点で、評価できるポイントじゃ。
・次に、収益力じゃ。
2023年3月期の売上高は4,831億2,300万円、純利益は807億3,400万円じゃ。
コロナ禍からの回復で業績は好調のようじゃな。
それから、忘れてはならないのが競合の存在じゃ。
2023年の日本のテーマパーク入場者数ランキングでは、東京ディズニーリゾートが1位じゃった。
2位のユニバーサル・スタジオ・ジャパンを大きく上回っており、
依然としてオリエンタルランドが国内で圧倒的な競争優位性を誇っていることを示しておる。
わしはよく、「経済的な堀」 の重要性について語っておるが、オリエンタルランドはまさに深い堀で守られた城のようなものじゃ。
さらに、オリエンタルランドは成長を続ける企業としての側面も持っておるんじゃ。 東京ディズニーシーには「ファンタジー・スプリングス」と呼ばれる新しいエリアが2024年にオープンしたのも記憶に新しいのう。
このエリアは、「アナと雪の女王」、「塔の上のラプンツェル」、「ピーター・パン」をテーマにした3つのゾーンからなり、ホテルやレストラン、ショップなども併設されておる。
このような新規アトラクションの導入は、更なる集客力向上に繋がり、長期的な成長を支える要因となるじゃろう。
また、東京ディズニーランドの「スペースマウンテン」も改装中で、2027年にリニューアルオープンする予定じゃ。
ところで、オリエンタルランドは、世界で唯一、ディズニーと資本関係のないディズニーリゾート運営会社なんじゃよ。
つまり、経営の自由度が高く、独自性のあるテーマパーク運営が可能ということじゃ。
これは、わしのような長期投資家にとっては、非常に魅力的なポイントじゃな。
それから、わしは常日頃、利益を配当に回すよりも、事業に再投資して成長を続ける企業が投資先として良いと考えておる。
オリエンタルランドはまさに、この考え方に合致する企業じゃと言えるじゃろう。
実際、オリエンタルランドは、ゲストの体験価値向上を目的とした中期経営計画を発表しておる。
この計画では、パークの混雑緩和のために1日の入場者数制限を行うとともに、2024年度の連結営業利益を1,600億円程度とする目標を掲げておるんじゃ。
このような積極的な投資は、企業の長期的な成長を促進し、株主価値向上にも繋がるものと考えておる。
3.オリエンタルランド株のリスク
もちろん、どんな企業にもリスクはつきものじゃ。
オリエンタルランドの場合、自然災害、感染症の流行、テロなどのリスクが挙げられる。
例えば、東日本大震災のような大規模な地震が発生した場合、テーマパークの運営に大きな影響が出る可能性もある。
また、新型コロナウイルスのような新たな感染症が流行した場合、入場者数の減少や営業制限を余儀なくされることも考えられる。
さらに、オリエンタルランドはディズニーの知的財産の使用料を支払っておる。
ディズニーとの契約内容によっては、将来、収益に影響が出る可能性もあるじゃろう。

4.バフェットおじいちゃんならどうする?
では、わしならオリエンタルランド株をどう評価するのか?
正直に言うと、非常に魅力的な投資先じゃと思う。
強力なブランド力、安定した収益力、そして高い競争優位性…わしの投資基準を満たしておる。
もちろん、リスクもある。しかし、長期的な視点で見れば、オリエンタルランドは成長を続けられる企業じゃろう。
わしはよく、 「It's far better to buy a wonderful company at a fair price than a fair company at a wonderful price.(素晴らしい会社を適正な価格で買う方が、適正な会社を素晴らしい価格で買うよりもはるかに良い)」 と言っておる。
オリエンタルランドはまさに、「素晴らしい会社」じゃ。もし適正な価格で買うことができるなら、長期保有を検討してみる価値はあるじゃろう。
5.投資の格言を授けよう
最後に、わしが大切にしている投資の格言をいくつか紹介しておこう。
「Rule No. 1: Never lose money. Rule No. 2: Never forget Rule No. 1.
(ルール1:絶対に損をするな。ルール2:ルール1を絶対に忘れるな。)」
「Risk comes from not knowing what you're doing.
(リスクは、自分が何をしているのかわからないことから生じる。)」
「The most important quality for an investor is temperament, not intellect.
(投資家にとって最も重要な資質は、知性ではなく、気質である。)」
わしは若い頃、GEICO(ガイコ)という自動車保険会社に投資したんじゃが、これがわしの投資家人生における大きな転換点となったんじゃ。
当時、GEICOはまだ小さな会社じゃったが、わしはその将来性を見込んで、全財産の半分以上を投資したんじゃ。
その後、GEICOは大きく成長し、わしに莫大な利益をもたらしてくれた。
この経験から、わしは 「良い会社をじっくりと見極め、長期的に保有すること」 の重要性を改めて認識したんじゃ。
これらの言葉を胸に刻み、賢明な投資判断をしてほしい。
6.まとめ
今日はオリエンタルランド株について、わしの視点から解説してきた。
投資は自己責任じゃが、今回の話が、少しでも皆さんの参考になれば幸いじゃ。
ほな、また会う日まで!
7.結論
項目 | 説明 |
企業概要 | 東京ディズニーリゾートを運営する、総合的なレジャー・観光企業。 |
強み | 強力なブランド力、安定した収益力、深い「経済的な堀」 に守られた高い競争優位性。ディズニーからの独立性が高いことも強み。 |
弱み | 大規模地震や新たな感染症の流行、テロなどのリスク。少子化による顧客層の減少。ディズニーへの知的財産使用料の支払い。 |
機会 | 新規アトラクションの導入、海外からの観光客増加、周辺地域の開発。 |
脅威 | 経済状況の悪化、競合テーマパークの出現、レジャーの多様化。 |
バフェットの視点からの評価 | 「素晴らしい会社」 であり、非常に魅力的な投資先。わしが好む 「利益を再投資して成長を続ける企業」 という点も魅力的じゃ。適正な価格で購入できれば、長期保有を検討する価値あり。 |
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